山を登ることは最高の調味料。
お湯がなくても美味しく食べられる
絶品山頂飯シリーズ。

HOW TO EAT

作り方を紹介

日帰り登山編

水でアルファ化米を戻す場合、1時間程度でお米に戻ります。
高温の状態になる場合は、食べる1〜2時間前を目安にお水を入れてください。

開発の思い山でも食を楽しんで欲しい。

絶品山頂飯ができるまで

どんなところでも食を楽しんでほしい

僕たちONE POT WONDERは、「人と人をつなぐ、文化のある食卓」をコンセプトに、食品企画をはじめさまざまなプロジェクトを立ち上げています。

このコンセプトの起点は、POP UP STOREで日本全国をめぐるなかで感じたことです。人と人が笑顔で食卓を囲むこと自体が文化であり、いつでも、どこでも、誰とでも囲める食卓をデザインしたい。そんな思いから生まれました。

アウトドアの魅力のひとつは、日常にあるはずの便利が行き届いていない状況を楽しむことにあります。「いつでもどこでも食を楽しんでもらう」ことをコンセプトにしている僕らにとって、アウトドアは常に刺激を与えてくれる場所です。

バーナーを使わない絶品山頂飯。那須連山・朝日岳でのフィールドテスト

後述する「骨まで食べられる鮭」を持って、那須連山の朝日岳で実際にフィールドテストを行いました。

登山口でアルファ化米にお湯(※要確認)を注ぎ、トレイルランで登ること1時間40分で山頂に到着。骨まで食べられる鮭の汁をご飯にかけ、鮭の切り身と一緒にコージー(保温ケース)の中で味わいます。バーナーでお湯を沸かす必要もなく、正直に言って「普通に美味しい食事」でした。

もちろん山の上で食べるご飯は、景色とあいまってどんなものでも美味しく感じます。それでも、お湯を使わずに日頃から美味しく食べられるのであれば、どんなアウトドアフィールドでも、被災時でも、みんなで食卓を囲めるメニューになるのではないか。そう考えてシリーズ化し、さまざまなメニューの開発をスタートしました。

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「バーナーがないと食べられない」という課題

これまで、キャンプで食べてもらえるクラフトレトルトフードとして、資源循環や規格外食品を活用した商品の企画、能登町と連携して被災時にも1日1食は美味しいご飯を食べられるようにする取り組みなどを行ってきました。

それでも山ではなかなか食べてもらえない。その理由をいろいろな人と話すなかで行き着いたのが、「キャンパーと違って、みんなバーナーを持っていない」というポイントでした。

常温のままでも食べられるメニュー

クラフトレトルトフードは、バーナーがあれば美味しく食べられます。

しかし山の上では、温めに使ったお湯をそのまま捨てることができません。熱いままでは土壌や植物にダメージを与えてしまうため、常温まで冷ましてからでないと捨てられないのです(冷ましたとしても、ラーメンの残り汁などを捨てるのは絶対NGです)。

もともと「骨まで食べられる鮭」は、被災時にご高齢の方やお子様でも食べられるメニューを作りたいという思いから開発しました。手軽な鮭フレークではなく、切り身の見た目のまま食べることにこそ美味しさを感じてもらえると考えたからです。

その結果、浸透圧によって余分な水分が外に出ることで鮭全体の旨みが閉じ込められ、高温高圧で調理することで骨まわりの旨みまで味わえる、本当に美味しいと思えるメニューになりました。すでに火が通っているので、被災時でも常温のまま、お味噌汁やアルファ化米と一緒に並べれば和食の食卓になります。

ただ、アルファ化米には「あまり美味しくない」という印象を持つ人が多いのも事実です。

アルファ化米を美味しくする

炊きたてのお米を基準にすれば、アルファ化米の味はどうしても劣ります。ちょうど別の企画でクスクスのメニューを考えていたとき、個人的な好みではありますが、「クスクスよりもアルファ化米のほうが美味しくアレンジできるのでは」とふと思いつきました。

骨まで食べられる鮭から出る汁には鮭の旨みと塩味があり、いくらのような味わい(まさかっ!)がします。この汁をご飯にかけると、アルファ化米特有の水っぽい風味も気にならなくなりました。

常温保存で食べられるメニュー開発

このシリーズには、いくつかのルールがあります。

まず、UL(ウルトラライト)でありたいので、お皿を使わずに食べられること。次に、牛・豚・鶏の脂は冷えると固まって美味しく感じにくいため、なるべくそうしたメニューにしないこと。そして、アルファ化米と混ぜたときに美味しく感じられるよう、ある程度の汁気があること。ただし、飲み残しは捨てられず持ち帰ることになるので、スープのようなメニューにはしないこと。

こうした条件のもとで試行錯誤を重ね、「山頂クラムチャウダー」と「山頂カオマンガイ」を開発しました。

この2メニューを、赤岳の麓にある牛首山と川俣川のトレイルでフィールドテストした様子は、SNSなどで公開していきます。

山以外でも楽しんでほしい

なにかと慌ただしいキャンプ場の朝食、渓流釣りやパックラフトなどのアウトドアフィールドはもちろん、忙しい仕事の合間など日常的に使っていただければ、非常時にも美味しいご飯が食べられる「フェーズフリー」な備えとしても活用できます。

これからもさらにいろいろなメニューを開発していきたいと思っています。「こんなメニューが欲しい」などのご要望があれば、ぜひDMやお問い合わせからお寄せください。

Q&A

本当に温めなくて美味しいですか?

はい。そのまま食べて美味しいメニューです。
動物性脂肪を極力使わず、下ごしらえや調理法に工夫をしているので、温めなくても美味しく召し上がれます。
夏山や低山では、温めないほうが食べやすいという声もあります。

温めてもいいですか?

もちろんです。山では湯煎、ご自宅では電子レンジで温めてお召し上がりください。
冬山や高山、気温の低い日に、温かいご飯を食べたい方におすすめです。

アルファ化米に水を入れてから何分後に食べられますか?

気温や環境にもよりますが、水を入れて1時間程度で食べられます。ただし長時間の放置はお避けください。

山以外でも食べられますか?

ご自宅での日常づかいにもおすすめです。白飯にかけるだけで一食になります。火が使えない停電や断水のときの備えにもなります。