2025.11.26 発売!

能登から生まれた美味しい非常食

第1弾 「ノトムヤムクン」

発酵食品の数が世界的にも多いとされる能登の食文化から「魚醤(いしり)」にフォーカス。タイ料理のトムヤムクンをオマージュし、ナンプラーの代わりにイカのいしりを使い、鶏だしをあわせた優しい味わいの「ノトムヤムクン」が誕生。
オリーブオイルとともに真空高圧調理をしたエビは予想外のふわふわの食感が楽しめます。

「被災時に人の手を加えてアレンジすることが食を楽しむことにつながった」という声から、辛味や酸味を調味料でプラスして味変も楽しめる味わいに仕上げました。

パッケージデザインは、
能登町在住のグラフィックデザイナー・池崎万優さんが手がけています。

「被災時にこんな美味しい非常食があれば元気を取り戻せた。能登から助け合いのバトンを繋ぎたい」と池崎さん

KNOTOメシ

ABOUT

能登と他の地域を結ぶ、今までと未来を結ぶ KNOTOメシ
新しい価値を生み出す。

「KNOTOメシ」(能登メシ)は、これからの能登を全国に拡散する食プロジェクト。
結ぶ【KNOT】と能登【NOTO】をかけました。

能登独自の食文化と、被災経験から得た知見を付加価値に、新しい非常食のメニューを開発していきます。
震災後、復旧活動の長期化、過疎問題、原材料の課題など、「復興支援」だけでなく、「ビジネス」を立ち上げていく必要性を感じています。
能登の食文化に新しい価値を作り、能登生活様式を変えずに、新しい事業を生み出す。能登に住み続けながら、夢のある仕事を生み出し、前に進むエネルギーとなる取り組みを継続的に行っていきます。

※「KNOTOメシ」は、「Jackery Japan(ジャクリジャパン)」と「石川県能登町」が協働し、ONE POT WONDERがコンセプト企画およびメニュー開発・販売を担当。

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ONE POT WONDERの思い

美味しい非常食

毎日でも食べたいおいしいレトルトフードを非常食として備えよう

化学調味料・食品添加物不使用
からだもこころも
満たす非常食

わたしたちが非常食に取り組むきっかけになったのが、能登半島地震の被災者の方々との交流です。
2024年3月11日、福島県で行われた復興イベントに参加した際、被災して2ヶ月の能登の方々からお聞きした被災地の現状、非常食をめぐる課題。とにかく「美味しいものが食べたい」とみなさんがおっしゃいました。

▷「1万円持っていても、美味しいものが食べられない」
インフラが復旧していないため自炊ができないことはもちろん、飲食店も営業できず、どんなに望んでも、お金があったとしても、美味しいご飯にありつけないこと。

▷「非常食は食べ飽きた」
全国からたくさんの非常食が届くけれど、味が単調だったり、具材が少なかったり、数週間で食べ飽きてしまうこと。「贅沢は言えないけれど…」と。

▷「子どもやお年寄りが食べるものがない」
大人はなんとかあるものを食べられたとしても、子どもやお年寄りには口にあわず、消費されなかったカップ麺や非常食があること。 体に配慮したやさしい非常食がないこと。

お話しを聞いて、“美味しい非常食”がないことに気づきました。

ー 被災して、こころもからだも疲れたときこそ、美味しいご飯が必要だ。 ー

非常食は「常温で長期保存できる」機能にばかりに気を取られ、「美味しさ」を考えていないものが多い。わたしたちも、その観点で非常食を選びがちです。
被災時、毎食とは言わないけれど、1日1食でも美味しいご飯が食べられるように。
賞味期限ではなく、美味しさで、非常食を選べたらと思います。