※商品は4月末より順次発送を予定しております。
食品添加物無添加の美味しいレトルトフードの定期便
ONE POT WONDERの新作が毎月楽しめる定期便。その商品にまつわる地域や人、料理のルーツなど、一つの料理ができ上がるまでのストーリーを詰め込んだ食袋を毎月1500円(メール便で発送)でお届けします。
※到着日の日付指定はできません。
メニューができる背景やストーリーの詰まったFreeペーパーがレトルトフードと一緒に届きます。届いたレトルトフードが美味しかった時は、定期便の会員様が、優先的に、その商品の追加オーダーができます。
日本を旅する食袋 定期便 4月 - BOIL IN BAG JOURNEY -お湯のいらない山頂メシ「山頂クラムチャウダー」
シャケ飯が教えてくれたこと
牛首山(標高2250m)での試食。
アルファ化米50g、水80gをジップロックに入れて、朝の登山口で仕込む。 1時間の登山時間の間に、自然なカンジで調理が進む。 山頂に着いたとき、温かなご飯ができている。
火を使わずに。 お湯を沸かすことなく。 でも、冷たくない温かいご飯が美味しかった。
このシンプルなプロセスは、荷物を軽くすることだけでなく、想像以上に心地良かった。
食べるのは、ご飯じゃない。 「体験」だったんだ。
朝、ランベストに入れた小さな食べ物が、時間をかけて、静かに変化していく。 登山というアクションを積み重ねることが、そのまま調理になっていく。 山頂で、その変化が完成形になる。
なぜクラムチャウダーなのか
シャケ飯の成功を受けて、次のメニューを考えました。
条件は一つだけ。 「火が要らなくて、お湯も要らない」こと。
一般的なクラムチャウダーは、温度が全てだ。 動物性脂肪(バター、生クリーム)がベースなので、温度が下がると凝固する。 冬の山頂では、成り立たない。
香味野菜のペースト、そしてアサリの出汁。 動物性脂肪に頼らず、この組み合わせだけで、クラムチャウダーの美味しさを引き出す。 凝固しない。常温で、ずっと美味しい。
玉ねぎは、玉ねぎの端材から作った「玉ねぎグルリコ」を使った。 シャケ飯と同じく、素材を無駄なく活かす。 サステナブルな視点ではなく、本質的には「美味しさを追求した先に、たまたまそうなった」感じだ。
山頂で食べる、という体験
牛首山での試食を終えて、思ったこと。
人は、何を食べるか。 ではなく、どこで、誰と、どんな時間に食べるか。 その方が、ずっと大事なんだ。
火がない。 お湯も沸かせない。 限られた資源の中で、食べる。
その制約が、実は自由だった。 複雑な調理をしない。 何もしない時間を持てる。 その時間が、ご飯を作ってくれる。
山頂で、ご飯が完成する。 そこにクラムチャウダーをかけて、食べる。
この体験は、登山者にとってユニークだ。 同時に、火が使えない状況で、美味しく食べられる、という可能性を示唆している。
非常時、停電時、キャンプ、車中泊、トレイル。 あらゆるシーンで、活躍する食べ方。
ONE POT WONDERは、それを「フェーズフリー」と呼ぶ。 日常と非日常の区別をなくす、という考え方。 だから、これは「非常食」ではなく、選択肢なのだ。
- 内容量
- 200g
- パッケージ重量
- 200g(アルファ化米50g + 水80g + クラムチャウダー)
- 推奨調理時間
- 約1時間(登山口~山頂までの目安時間)
- 賞味期限
- 6ヶ月
- 保存方法
- 常温
使い方
- 朝、登山口でジップロックを取り出す
- アルファ化米50gと水80gを入れて、ジップを閉じる
- ザックに入れて、登山開始。揺れが調理を助ける
- 山頂到着時(約1時間後)、温かなご飯が完成
- クラムチャウダーをかけて、召し上がる
登山の速度が遅い場合は、調理時間が長くなります。その場合も、常温で美味しくお召し上がりいただけます。
7月以降、シリーズは続く
このシリーズは、クラムチャウダーで終わりではない。
7月以降、「お湯のいらない山頂メシシリーズ」として、新しいメニューをリリース予定。
シャケ飯で見えた「体験」を、別のかたちで。 別の素材で。 別の季節で。
一つの料理ができ上がるまでのストーリー。 一つの体験ができ上がるまでのプロセス。
それを、毎月のBOIL IN BAG JOURNEYでお届けしていく。
