※商品は11月末より順次発送を予定しております。
食品添加物無添加の美味しいレトルトフードの定期便
ONE POT WONDERの新作が毎月楽しめる定期便。その商品にまつわる地域や人、料理のルーツなど、一つの料理ができ上がるまでのストーリーを詰め込んだ食袋を毎月1500円(メール便で発送)でお届けします。
※到着日の日付指定はできません。
メニューができる背景やストーリーの詰まったFreeペーパーがレトルトフードと一緒に届きます。届いたレトルトフードが美味しかった時は、定期便の会員様が、優先的に、その商品の追加オーダーができます。
日本を旅する食袋 定期便 11月 - BOIL IN BAG JOURNEY -廃棄される玉ねぎと、幻の和牛が出会った 能登牛すじカレー
内容量:1食分約250g
この商品が生まれたきっかけ
今回のカレーは、ある食材との出会いから始まりました。
「タマネギぐるりこ」という名前を聞いたことがありますか?
吉野家の野菜加工センターで、牛丼用の玉ねぎを下処理する際に発生する「端材」——芯や表面の硬い部分、スライス時のサイズ規格外品。これまで年間約250トンもの玉ねぎが、食べられるにもかかわらず廃棄されてきました。
この「かくれフードロス」を解決するために生まれたのが、ASTRA FOOD PLANの特許技術「過熱蒸煎機」で作られた「タマネギぐるりこ」です。
わずか5〜10秒で乾燥できるこの技術は、従来の熱風乾燥では失われてしまう風味や栄養を閉じ込めたまま、食材を粉末化することができます。驚くべきことに、タマネギぐるりこの香り成分は、市販のオニオンパウダーの約135倍。「もったいない」が「おいしい」に生まれ変わった瞬間です。
ONE POT WONDERは、この芳醇な香りを持つタマネギぐるりこをカレーに使いたいと考えました。そして合わせる肉は、同じく能登半島ゆかりの「能登牛」——世界農業遺産に認定された里山里海で育つ、幻のブランド和牛です。
「幻のブランド牛」能登牛のこと
能登牛は、石川県内でしかほとんど流通していない、希少な黒毛和牛です。
年間出荷頭数は約1,000頭強。松坂牛の約8,000頭、神戸牛の約7,000頭と比べると、その希少さがわかります。「幻のブランド牛」と呼ばれる所以です。
能登牛のルーツは、明治25年(1892年)に兵庫県但馬地方から導入された3頭の種雄牛にさかのぼります。当初は製塩業で使う薪を運ぶための役牛でしたが、昭和に入り肉用として改良が進められ、現在の能登牛が誕生しました。
能登牛の特徴は、脂肪に含まれる「オレイン酸」の含有率の高さ。和牛のオリンピックとも呼ばれる「第9回全国和牛能力共進会」では、オレイン酸含有率が最も高いと認められ、「脂肪の質賞」という特別賞を受賞しています。
オレイン酸が多いと、脂の融点が下がり、口の中でとろけるような食感が生まれます。きめ細やかな肉質と上品な脂。能登の美しい自然と潮風の中で、ストレスなく穏やかに育てられた牛だからこそ、この味が生まれるのかもしれません。
玉ねぎの「ぐるり」と、牛すじの「じっくり」
今回のカレーでは、タマネギぐるりこをふんだんに使いました。
過熱蒸煎機でぐるぐると回転しながら乾燥された玉ねぎは、凝縮された香りと旨みを持っています。これに、セロリ、にんじんなどの香味野菜を加え、ペースト状になるまでじっくり煮込みました。
そして、10種類以上のスパイスで風味を調整。
主役の能登牛すじは、形がなくなるまで煮込んでいます。牛すじの旨みがスープ全体に溶け出し、野菜の甘みと重なり合う。玉ねぎの香ばしさ、スパイスの深み、そして能登牛の上品なコク。
ご飯にかければ、思わず箸が止まらなくなる——そんなカレーができました。
循環する「おいしい」のかたち
「ぐるりこ」という名前は、過熱蒸煎機の中で原料がぐるぐると回転する様子と、循環型フードサイクルを表す「ぐるり」から名付けられました。
廃棄されるはずだった玉ねぎが、香り高い食材に生まれ変わる。その玉ねぎと、能登半島で大切に育てられた牛が出会い、一皿のカレーになる。
食べることで「かくれフードロス」の削減に貢献できる。そんな循環する「おいしい」を、BOIL IN BAG JOURNEYでお届けします。
こんな時に楽しんでほしい
能登牛すじの旨みがしっかり溶け込んだこのカレーは、とにかくご飯が進みます。
疲れて帰ってきた日の夜ごはんに。休日のゆっくりしたランチに。キャンプやアウトドアで、湯煎で温めるだけで本格的なカレーを楽しむのもおすすめです。
能登の自然を思い浮かべながら、一口ごとに広がる玉ねぎの香りと牛すじの旨みを味わってみてください。
