非常食のミカタ

美味しいご飯は元気が出る!!

自分へのご褒美に美味しい食事を食べると元気になりますよね。
被災した時も一緒... 日頃よりも元気が欲しくなるはずです。
明日くるかもしれない自然災害。
そんな時に、美味しいご飯が食べられる備えを見直してみませんか?

みんなの備蓄状況
食品の備蓄は行っていないという回答をされた方が39%。

農林水産省「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」
出典(「食生活・ライフスタイル調査~令和5年度~」(農林水産省) )

食品の備蓄は行っていないという回答をされた方が39%、何かしらの食品の備蓄を行っていると回答した人が60.8%という結果。
中でも、一番備蓄されていたものは、飲料水でした。
ウォーターサーバーの交換水カートリッジをストックするなどして常に消費した分を追加する人も、少なくないようです。食品を食べるにしても、水は必ず必要になりますよね。

賞味期限の長さではなく、食べたいメニューを非常食に

賞味期限の長さではなく、食べたいメニューを非常食に

非常食の条件というと、まず、思いつくのが賞味期限が長さ。
しかし、賞味期限の長さで選んだ食品を「食べたい」と思ったことがありますか?
実際に被災した時に、美味しいご飯で元気になれるかどうかは重要なポイント。
賞味期限の長い備蓄目的の食品も重要ですが、食べたいご飯を備蓄することを忘れないでください!

日頃から食べたいものを常備しながら補充する

ウォーターサーバーのストック同様に、日頃から食べている食品をストックすることで、被災時に食べたいメニューを非常食として備蓄することができます。
その際に気をつけないといけないポイントがいくつかあります。

  • 美味しいと思えること。これが一番大切。
  • 冷蔵庫を使わずに保存できること。
  • 極力、水を使わずに食べられること。
  • 洗い物をしなくて良い。

上記の理由から、まち付きのパッケージで湯煎したらそのまま食べられる美味しいレトルトフードは、非常に適しています。

アルファ化米を活用しよう

アルファ化米は、お湯で15分程度、水で60分程度で食米になる便利フード。非常食としてだけでなく、登山家の方など、アウトドアを楽しむ方にも愛用されています。
このお米は乾燥米で保存も楽で、非常に便利なのですが、やはりちゃんと炊いたお米と比べると、味に満足できない方も多いと思います。
そんなアルファ化米を美味しく召し上がるメニューをご紹介します。

お湯や水で戻さない!
スープやカレーで戻す簡単アルファ化米メニュー

賞味期限の長さではなく、食べたいメニューを非常食に

写真は、参鶏湯のような味わいの鶏白湯のスープにアルファ化米を入れて作った、鶏白湯の粥。食べ応えもあり、お米の満足感も強いメニュー。
作り方は簡単。鶏白湯のスープを湯煎し、温まったところにアルファ化米を適量(この時は235gのスープに50g程度)を入れ、口を密封(エニーロックを使用)し、15分放置するだけで完成。

この要領で、エビのビスクで作ればリゾット風、カレーで作ればカレーリゾット風など、色々なメニューが作れます。この作り方であれば、災害時に水でアルファ化米を戻す必要もないので、節水効果も望めます。

過去の震災の学びから作ったメニュー
骨つき鳥もも肉の入った鶏白湯雑炊

賞味期限の長さではなく、食べたいメニューを非常食に

過去に被災経験のある方からアドバイスをいただいた「美味しいレトルトフード」の重要性という観点から食品を見直して作ったメニューです。
骨つき鶏もも肉が丸ごと一本入っており、見た目も食べごたえも十分で、満足感の高い一品。鶏白湯はコラーゲンがたっぷり入って女性も嬉しいメニュー。お米もパッケージされているので、1パックを温めるだけで、美味しくお召し上がりいただけ、手間もかかりません。

心が疲れた時こそ本当に美味しいご飯を食べて欲しい

被災した時だけでなく、毎日の生活の中で心が疲れた時こそ、本当に美味しいご飯を食べて欲しい。自然災害はいつ来るかわかりません。 被災して心が疲れた時に、食べたいご飯がないことがないように、あなたが食べたいご飯を、ぜひ備蓄のラインナップに入れてください。